Q. 本実加工とは

A.「ほんざねかこう」と読み、木材加工のひとつです

無垢フローリングの本実加工とは

フローリングの実加工【本実加工】

読み方: ほんざねかこう

 

実(さね)とは、板の側面につけた凸凹の加工のことで、通常、突起の凸部分を雄実(おざね)、凹部分を雌実(めざね)と呼びます。つまり実(さね)とはフローリングや縁甲板を組み合わせるための木材加工です。この実(さね)の加工のひとつが、下記の写真にもあります、本実加工(ほんざねかこう)です。本実加工には、板と板をびったりと合わせるようにした本実突付加工(ほんざねつきつけ)や組み合わせたとき隙間があくように加工された、本実目透し加工(ほんざねめすかし)等があります。突き付け加工は主にフローリングに、目透かし加工は主に羽目板に使用されます。さらに、雌雄加工した部分の形により、本実加工や相じゃくり加工など様々な加工方法があります。フローリングは、この雄実と雌実を組み合わせていき施工します。長さ方向(長手)に加工されているものに加えて、巾方向(フローリング板の端の部分・短手)の雄雌の加工をエンドマッチと呼びます。一枚の板に対して、四面すべてに実加工されているものを四方実(しほうざね)と呼びます。

本実加工(本実突付) ほんざねつきつけかこう

表面がぴったりと合わさるようになる突き付け加工(上図)と、板と板の間にすき間があるように見える目透し加工(下図)

本実加工目透し ほんざねめすかし
本実加工の凹の部分。雌実(めざね)
本実加工の凹の部分。雌実(めざね)
本実加工の凸部分。雄実。フローリングは、雄実と雌実を合わせて施工する。
本実加工の凸部分。雄実。フローリングは、雄実と雌実を合わせて施工する。
エンドマッチ加工。フローリングの長手(長さ方向)に対して短手(幅方向)にも加工がついている
エンドマッチ加工。フローリングの長手(長さ方向)に対して短手(幅方向)にも加工がついている

1枚のフローリングの一方の端が雄実加工してあり、もう片方の端は雌実加工してあるのが一般的な無垢フローリングで、エンドマッチのオス・メスの実加工は商品により異なります。例えばヘリンボーン用は、三方が雄実、一方が雌実になっています。

その他の木材加工

この本実加工のほかにも、いろんな加工方法があります。下記はほんの一例です。

無垢フローリングについて

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材木屋では、無垢フローリングを取り扱っています。

当材木屋で取り扱っているフローリングは全て無垢。エンドマッチ加工されたさまざま樹種のフローリングを取り扱っています。入江材木店では、特にチークやケンパス等のインドネシア材に力を入れており、直接輸入販売しています。塗装、無塗装、オイル塗装など、ラインナップも豊富に取り揃えています。

その他のタイプの無垢フローリング

 

 

リフォーム・リノベーション工事向きの無垢フローリング 

厚み6mmの薄い無垢フローリング リフォーム・リノベーション用厚み12mm厚みの薄い無垢フローリング

厚み6mm 床、天井、壁にも

厚み12mm リノベーションにも

 

無垢フローリング 取り扱い樹種

ケンパス チーク マホガニー

アメリカン ブラックウォールナット

ミャンマーチーク(ビルマチーク)

アメリカン ブラックチェリー

ホワイトオーク

タモ

ソノケリン

ナラ

カバ桜(バーチ)

カリン

ピンカド

メープル

西南桜

パイン

ブナ(ビーチ)

マカ

アカシア

ブログでも業界用語について紹介しています。