材木の等級

木には 場所によって色々な顔があります。丸太をカットする場所によって、カットする方法によって、その現れ方は色々です。 全く節などが入らない部分がいいものという考えもありますが、節が入るから味があっていいという考えもあります。主だった表記は下記のようになります。

Aグレード(ほぼ節などの主だった欠点がない状態 もしくは最小限の程度)

Bグレード(樹種によってもことなりますが 白太だったり小節がはいったり 青が入る樹種もあります)
Cグレード(節や白太などが主にはいる状態)

また 桧などの場合この等級表記が少しことなり、下記のような表し方がされることが一般的です。

無節(無地)-節が入らない
無地上小(または上小)- 極小さな節が数か所はいります。
小節 - 小さな節が入ります。
特一節 - 節、補修した節など含まれます

杉の場合 ここに源平と言われる 赤味と白味が混ざった材の表記が別にあります。各社 独自で品質基準を設けていますので 詳細については ご採用の際 ご確認ください。同じ木でも 使用する場所によって色々な顔があって、また、1つとして全く同じものがないのが 無垢の木の面白いところです。

「ムククル」材木屋