無垢は傷がつきやすい? しみがつく? 手入れが大変?

無垢製品は、傷がつきやすい。ジュースなどをこぼしたときにシミになる。お手入れが大変なんじゃない?

「無垢製品は傷がつき易い?」
「傷」という面では、無垢でも合板フローリングも同じと考えます。
無垢だから傷がつく。ということはないでしょう。それよりも、使用する樹種によって傷に強い(硬い樹種)もの、傷がつきやすいもの(柔らかい樹種)とお考えになるとよいでしょう。


合板フローリングには耐傷性のフローリングなどで特別な加工を施しているものもありますが、加工を施していないものの場合、表面には無垢の薄い板を貼って仕上げてあるだけなのでさほどかわらないでしょう。

「ムククル」材木屋の無垢フローリング塗装品は、何重にも塗装が施されています。ちょっとした傷で塗装が剥がれることはありません。たとえば、ピアノなど、かなり重たいものを引きずってしまい、中まで深く傷がついてしまったとしても、中も表面とおなじ木ですので、補修することも可能です。

「ジュースなどこぼしたときに、シミがつくんじゃない?」
無垢の無塗装品でしたら、木に水分がしみこむように、ジュースやお醤油がしみこんで、跡が残るのはいたしかたないでしょう。ただし、塗装仕上げの無垢フローリングでは、この点の対処方法は、合板フローリングと同じです。ジュースをこぼした、お醤油をこぼした、そんなとき、さっと拭き取りますよね。硬く絞った雑巾でそのあと、拭きますよね。
無垢でも同じです。難しくお考えにならずに対応していただければOKです。

「お手入れが大変なんじゃない?」
この点もそう難しくお考えにならなくても大丈夫です。
上記でご紹介したように、無垢でも合板でも、なにかこぼしたらすぐに拭くことは必要ですが、合板フローリング同様、時折市販のフローリング用のワックスをかけていただくだけでも美しさを持続させることが可能です。合板のフローリングは施工した間際はきれいかもしれませんが長くお使いいただけば、その違いは明らかです。